VGA-EXHDPOCL2の接続条件|別売受信機・LAN配線・2画面の費用
- 対象商品
- VGA-EXHDPOCL2/2分配送信機の単品
- 別途必要な受信機
- VGA-EXHDPOCR/延長先1画面につき1台
- 映像と距離
- Cat6Aで4K/60Hz最大120m、1080p最大150m
- 配線
- 延長先1画面につきCat6A/6ストレートLAN1本
- 電源
- 送信機は付属AC使用。受信機へPoC給電
- 主な規格
- HDMI2.0b/HDCP1.4・2.2/CEC非対応
- 本体寸法・重量
- 幅170×奥行130×高さ40mm・約685g
- 送信機の標準価格
- 92,400円(税込・受信機やケーブルは別)

購入先
VGA-EXHDPOCL2は、1つのHDMI映像を離れた2系統へ送る、2分配対応の送信機です。送信機だけを購入しても延長先へHDMIを出せる構成にはならず、専用受信機VGA-EXHDPOCRとLAN・HDMIケーブルを別途そろえます。机の手元確認用HDMI出力を備え、PoCで受信機へ給電できる点が特徴。まず送る側・受ける側の役割を分け、延長先の台数、ケーブル仕様、必要な費用を確認します。
送信機と受信機は役割が違う。延長先の台数でそろえる

| 品番 | 基本構成での役割 | 標準価格(税込) |
|---|---|---|
| VGA-EXHDPOCL2 | HDMI入力1を、延長用RJ45出力2系統へ送る送信機 | 92,400円 |
| VGA-EXHDPOCR | LANから受けた信号を延長先のHDMI画面へ出す受信機 | 37,400円/台 |
送信機と受信機は、それぞれ別売の商品です。基本構成では延長先1画面に受信機1台を置きます。2台の離れた画面へ同じ映像を出すなら、送信機の2つの延長出力を使い、受信機とLANケーブルを各2つ用意します。

VGA-EXHDPOCRの購入先


送信機に赤外線受信機が付くなら、映像用の受信機も入っていますか?

付属する赤外線受信部品は、リモコンの信号を受ける小さな部品です。延長先で映像をHDMIへ戻すVGA-EXHDPOCRとは役割も商品も違い、映像用受信機は別売です。

送信機の入力はHDMI1系統です。複数の映像機器を選んで切り替えるためのHDMIセレクターや、PCへ独立した作業画面を増設するUSBディスプレイアダプターとは目的が異なります。送る映像、延長先、送信機と受信機の置き場所を先に決めると必要な物を整理できます。
Cat6AとCat6で距離が変わる。ハブは経由できない

| 別売LANケーブル | 4K/60Hzの上限 | 1080p/60Hzの上限 |
|---|---|---|
| Cat6Aストレート | 最大120m | 最大150m |
| Cat6ストレート | 最大100m | 最大120m |
最大120mという案内は、4K時にCat6Aストレートケーブルを使う条件です。Cat6では4K最大100mに変わります。LANのカテゴリだけでなく、メーカーは24AWG/23AWG以上の太さを持つ単線仕様を指定しています。細いケーブルや、手元にあるLANケーブルなら同じ距離まで使えると考えないようにします。

RJ45の形状を使いますが、ネットワーク通信を行う機器ではありません。メーカーの接続図は、スイッチングハブやルーターなどを経由する接続には対応しないと明記しています。既設のネットワーク用配線があることだけを根拠に、そのまま延長経路として使えるとは判断できません。
説明書はLANケーブルを束ねたまま使うと、映像が途切れるなどの原因になると注意しています。やむを得ずまとめる場合の案内もありますが、完全に伸ばした状態と同じ性能を得られない可能性があるという条件付きです。巻き方の図を含めて公式PDFを確認し、長さの数字だけで配線を決めないことが大切です。
受信機へPoC給電。送信機と画面の電源は必要


PoCは、送信機からLANケーブルを通じて受信機へ電力を送る機能です。基本構成では受信機側のACアダプタ接続を省けますが、送信機は付属のDC24V/1Aアダプタを使い、ディスプレイ自体にも電源が必要です。離れた場所の画面まで電源なしで動くという意味ではありません。

受信機の近くにコンセントがなくても、画面は使えますか?

受信機への給電と、画面を動かす電源を分けて確認してください。PoCが省けるのは基本構成での受信機側AC接続です。ディスプレイの電源は別途確保する必要があります。

送信機のAC接続はスクリュー固定式で、アース線も付属します。説明書の接続図に従い、配線や設置場所を確認します。メーカーは電力供給が安定しない場合の別売対応アダプタも案内していますが、すべての配線で受信機の電源を必ず省けると実測確認したものではありません。
手元のHDMI出力とEDIDを確認。CECは非対応

送信機には手元の確認用HDMI出力が1つあります。延長先へ送りながら、送信機の近くでも映像を確認するための端子です。遠くへ延ばすRJ45出力2系統と、手元のHDMI出力を同じ種類の端子として数えないようにします。


EDIDの選択機能があり、手元の画面や延長出力側の画面の情報を参照する設定などが説明書に示されています。具体的なスイッチ位置は公式の設定表を確認してください。出力元と接続する各画面の対応解像度・HDCPも照合が必要です。EIZO製モニターはメーカーの動作保証対象外と記載されています。


VGA-EXHDPOCL2のCEC仕様は非対応です。別売受信機のCEC欄を見て、送信機との組合せでもCEC連動すると読み替えないようにします。赤外線のリモコン伝送は別の機能で、付属部品を使う接続図が用意されています。
送信機側には同軸デジタル音声出力があり、メーカーは最大192kHz/24bitを案内しています。一方、音声仕様欄はLPCM2.0で、EDID表にはほかの音声形式の選択肢もあります。EDID項目があることだけを根拠にサラウンド音声の動作まで確認済みとは扱いません。ゲーム時の遅延、VRRなども当サイトでは実測しておらず、4K/120Hz対応品としては紹介していません。
本体は170×130×40mm。金具と壁固定用ネジを分ける



送信機の仕様外寸は幅170×奥行130×高さ40mm、重量は約685gです。受信機は幅140×奥行65×高さ18mm、約248gで、同じ箱の大きさではありません。設置先には本体の置き場所だけでなく、端子やケーブルの曲がり、ACアダプタの空間も必要です。


送信機には壁面取付け金具2個と、金具を本体へ付けるネジ4本が含まれます。説明書は壁そのものへ固定するネジは付属しないと明記しています。付属ネジだけで、どの壁にも施工できるセットと考えず、設置場所に合う固定条件を確認します。
動作温度は0〜40℃、湿度は0〜80%で結露しないことが条件です。説明書は重ねての設置も避けるよう注意しています。離れた場所へ信号を送れることと、雨や高温に耐える屋外用の筐体であることは別です。設置場所の環境も、製品の条件と照合してください。
延長先1台と2台で、受信機と配線の費用を比較


| 基本構成 | 必要な送受信機 | 標準価格の合計(税込) | 別売ケーブルの基本本数 |
|---|---|---|---|
| 離れた画面1台へ | 送信機1台+受信機1台 | 129,800円 | LAN1本・HDMI2本 |
| 離れた画面2台へ同じ映像 | 送信機1台+受信機2台 | 167,200円 | LAN2本・HDMI3本 |
上の合計は、送信機92,400円と受信機1台37,400円のメーカー標準価格から計算した金額です。1台構成は92,400+37,400円、2台構成は92,400+37,400×2円で、ケーブル・映像機器・画面・施工・送料は含みません。現在の実売価格やセット販売価格ではありません。
HDMIの基本本数は、映像機器から送信機へ1本と、各受信機から画面へ1本ずつという構成で数えています。手元確認用HDMI出力も使う場合は、その画面とHDMIケーブルを追加します。入力元が1つで延長先が1画面なら受信機1台、2画面へ同じ内容を送るなら2台という違いが、必要な部材と費用の差になります。

メーカー発表は2026年7月14日、仕様と価格の確認日は2026年10月20日です。購入先では、送信機VGA-EXHDPOCL2と受信機VGA-EXHDPOCRの完全な型番を照合してください。本記事は基本の2系統接続を対象にし、カスケード増設の構成は商品画像と仕様欄の記載の整合を確認できていないため、利用台数を増やす前提として案内していません。
購入前の確認
同じHDMI映像を、条件に合うLANケーブルを使って離れた1〜2画面へ送る構成を作りたい場合の候補です。延長先ごとに受信機1台とLAN1本、画面へのHDMI配線が必要です。ネットワーク用のハブやルーターを経由する接続には対応せず、この送信機はCEC非対応。4K/120Hzや、遅延の実測値、既設配線での確実な動作を条件にする場合は、今回の確認仕様だけで合うとは判断できません。
参照した公式情報
- 送信機VGA-EXHDPOCL2:公式仕様・対応条件
- 受信機VGA-EXHDPOCR:公式仕様・別売品
- メーカー発売発表(2026年7月14日)
- 送信機L2/L4取扱説明書 Ver1.1(PDF)
- メーカー画像の利用条件
資料確認:2026年10月20日。