USB切替器と3台切替キーボードの違い|共有する機器から選ぶ
今のマウスやキーボードを含め、USB周辺機器を2台のPCで共有したいならUSB切替器400-SW041。キーボード1台の入力先を、最大3台の対応端末へ切り替えたいならSKB-WBT43BKが候補です。「何台を切り替えるか」の前に、何の接続を切り替えたいかを決めます。
仕事用と私用のPCなどで、何を何台へ共用するかを決めたい人
周辺機器の接続先を変えるか、キーボードの入力先を変えるか
400-SW041は、2台のPCへ接続して、選んだPC側へUSB周辺機器を切り替える機器です。周辺機器側はUSB-A2ポートとUSB-C2ポートで、最大4台をつなぐ構成です。手元の対応するUSB機器を使い続けたい場合に、何を共用するかを整理します。

SKB-WBT43BKは、キーボード本体に複数の接続先を割り当てる製品です。Bluetooth2台と、付属の2.4GHzワイヤレスレシーバー1台が切替先になります。3台へ同じ文字を同時送信する機能ではなく、入力する先を選んで使います。

コンボキーボード
| 比べる条件 | 400-SW041 | SKB-WBT43BK |
|---|---|---|
| 主に切り替える物 | USB周辺機器の接続先 | キーボードの入力先 |
| 接続先の台数 | PC2台 | Bluetooth2台+レシーバー1台 |
| 共用できる物 | 条件に合うUSB周辺機器、最大4台 | キーボード自身 |
| 手元のキーボード | 対応するUSB機器なら利用を検討 | 本製品のキー配列・本体へ置き換える |
| マウスの切替 | USBマウスを接続する構成を検討 | キーボードを切り替えても別のマウスは切り替わらない |

3台切替キーボードを買えば、マウスも一緒に切り替わる?

切り替わるのはキーボードの入力先だよ。マウスやほかのUSB機器もまとめたいなら、共有する機器を先に数えよう。
切替器は、PC側と周辺機器側の端子を分けて確認する
400-SW041の周辺機器側USB-A2ポート・USB-C2ポートは、USB 5Gbpsのデータ用です。本体から2台のPCへつなぐ付属ケーブルは約0.9mが2本で、PC側のType-C接続とUSB-A変換に対応します。PC側の端子と、つなぐ周辺機器の端子を別々に照合します。

この製品を、モニターの映像までまとめて切り替えるHDMI切替器や、PCを充電するためのUSB PD充電器として選ぶ用途には広げません。USB-Cという形が同じでも、製品が案内する端子の役割が違います。
USBストレージを使う場合は、データの読み書きが終わってから、製品の説明書に沿った取り外し・切替手順を取ります。2台のPCから同じストレージへ同時に読み書きする共有機能とは分けて考えます。
Bluetooth2台とレシーバー1台で、接続先を割り当てる
SKB-WBT43BKの3台は、すべてBluetoothではありません。Bluetoothを使う2台と、USB-Aの付属レシーバーを使う1台を、手元の端末へ割り当てます。Bluetooth側は端末の機能とHOGP、OSの対応版を照合します。USB-C端子しかない端末では、USB-Aレシーバーの接続条件も考えます。
本体は85キーの日本語配列で、テンキーはありません。幅278mm・奥行113mm、約310gという本体条件も、現在のキーボードと比べる材料です。数字入力で独立したテンキーが必要なら、その要否を先に決めます。
iOS・iPadOSは、メーカーがかな入力非対応と案内しています。対応OS名が一覧にあることと、希望する入力方式や純正キーボード特有の機能まで使えることは別です。各端末で普段使う入力方式と操作を確かめます。
給電と充電に必要な物を、入力の接続と分ける
400-SW041は、バスパワー時の全4ポート合計上限が最大900mAです。補助給電を使う場合は、取扱説明書に合う電源とケーブルを用意します。メーカー仕様では5V/2Aの補助給電に対応し、その場合の全4ポート合計は最大2,900mAという案内です。AC充電器と給電ケーブルは別売です。
SKB-WBT43BKには充電ケーブル、レシーバー、説明書が付属します。充電用のUSB接続と、文字を入力するBluetooth・2.4GHz接続は別です。充電ケーブルをつなぐことだけで、キーボードがUSB有線入力へ変わる前提にはしません。

付属品と、別に必要な電源や変換用品を分けて総額を比べます。すでに使えるUSBキーボードやマウスがあり、2台のPCだけで共用したい場合は、キーボード本体を買い替えずに対応できるかも選ぶ軸になります。
共用したい物と、普段の入力方法で決める
キーボード以外のUSB機器も2台のPCへ切り替えたいなら、400-SW041の端子、接続機器、給電条件を照合します。キーボードだけを複数の対応端末で使い、Bluetoothとレシーバーの内訳が合うなら、SKB-WBT43BKを候補にします。
両方の製品名に「切替」があっても、役割は同じではありません。台数の数字を単純に足して組み合わせの対応を判断せず、今の機器で共有できる範囲と、必要な買い足しだけを整理しましょう。
参照した公式情報
資料確認:2026年10月18日。